2005. 4

NEWSLETTER         No.19  April 2005


日本コミュニケーション学会九州支部        CAJ九州支部

KYUSHU CHAPTER                   支部長:高瀬 文広
of The Communication Association of Japan  (福岡医療短期大学)

                                 事務局連絡先:
                                 〒803-0835
                                 北九州市小倉北区井堀1-3-5
                                 TEL&FAX: 093-618-6642
                                 E-mail: office@caj-kyushu.com

                              



支部長挨拶

第11回支部大会を迎えるにあたり

高瀬 文広 (福岡医療短期大学)

 平成17(2005)年という年も無事に明け、支部会員の皆様にはお変わりなくご健勝のことと拝察致します。支部運営の舵取り役もやっと慣れてきた頃ですが、今後とも会員の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

 今年は平成17年10月9日(日)、大分の国際交流会館(Oita International House)で、第12回支部大会を開催します。支部大会テーマは、和題:「グローカル」社会とコミュニケーション(英題:Glocal communities & Communication)です。特別講演者には、長湯の「大丸旅館」の社長で、ドイツとの温泉交流をされている首藤勝次氏をお迎えする予定にしております。

 大分での支部大会開催は、第3回と第9回に続いて今回が3度目です。そのたびに日本文理大学の清水先生には、大会準備等にご尽力を賜っております。今回も開会開催を快く引き受けて頂きまして、誠に感謝致しております。

 今回の会場は日本文理大学ではなく、国際交流会館になっております。別府駅から徒歩10分、タクシーでも5分程というように、非常にアクセスが良い所です。別府といえば温泉が有名ですが、この地には「別府八湯」といって8ヶ所の温泉があります。海浜砂湯の亀川温泉、観海寺温泉に総合レジャー施設であるスギノイパレス等たくさんあります。泊まりがけではなく、入浴だけでも楽しめる「外湯」というサービスを提供している施設がたくさんあります。(詳細はhttp://www.owl.ne.jp/beppusotoyu/をご覧下さい)

 別府には温泉の他に、全国的に有名となった「関アジ」と「関サバ」というのがあります。別府湾をはさんで国東(くにさき)半島の向かい側、佐賀関半島の先端にあるのが大分県佐賀関町。ここの沖合は、四国の佐多岬と佐賀関半島が迫る瀬戸内海の入口です。たいへん潮の流れの早い場所で、別名「速吸(はやすい)瀬戸」とも呼ばれています。この急流で育ったサバやアジのうち、この海域で一本釣りされたものだけを「関アジ」「関サバ」と呼んでいます。佐賀関のアジ・サバは本当に美味しいので、温泉だけでなく、是非この海の幸も堪能なさっては如何でしょうか。

 また、「行ってみたい温泉」で1〜2位にランクされている湯布院温泉も、大分自動車道で別府IC→由布院ICを利用すれば約30分で行くことができる場所です。支部大会開催日にはこの湯布院で「第31回牛喰い絶叫大会」が開かれる予定となっております。

 今回も支部大会の会場はいろいろな意味で非常に環境の整った場所です。第12回支部大会には、九州支部の会員だけでなく、全国のCAJ会員の皆様が集い、日頃のご研究の成果を共に分かち合う良い機会となることを願っております。研究発表の締め切りは、例年通り8月20日です。締め切りに向けて、多数の研究発表が寄せられますことを期待しております。



支部大会概略

清水 孝子 (日本文理大学)

 九州支部第12回大会は、来る10月9日に大分国際交流会館(大分県別府市)にて開催されます。現在、準備をすすめております。皆様のご協力をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

 開催場所となる「大分国際交流会館」は、別府駅から徒歩10分ほど、波静かな別府湾に面した美しい場所に立地しております。別府は世界的にも屈指の温泉地です。今回基調講演者として「観光カリスマ」と称される首藤勝次氏を招き、地域交流という視点から観光について話題提供をしていただきます。自由研究発表やシンポジウム等の時間も計画しております。詳細は8月のニュースレターでご案内いたしますが、概略は下記の通りです。

〇日時:平成17年10月9日(日)

〇場所:〒874-0926 大分県別府市京町11−8
     大分国際交流会館(Oita International House)
     (独立行政法人 日本学生支援機構 JASSO  大分支部)
     TEL (0977)73-5500
     FAX(0977)73-5600

〇支部大会テーマ:「グローカル」社会とコミュニケーション
  (Glocal communities & Communication)

 10月上旬の大分(別府)は、自然とグルメを大いに満喫できる季節です。ぜひともお一人でも多くの方々にご参加いただけますよう、事務局一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。



支部大会特別講演
講師紹介

   首藤 勝次 氏

大丸旅館5代目当主

 昭和28年10月に長湯温泉大丸旅館の第5代目として生まれる。
 (大分県議会議員を務めた初代の首藤勝馬がその後を次ぐようにと「勝次」と命名)

●大分舞鶴高校から同志社大学工学部へ進む。昭和51年、父親の死去にともない帰郷し直入町役場に就職。ドイツとの国際交流や広報を担当。

●平成10年10月に温泉館「御前湯」の開館と同時に初代館長に就任。

●平成13年3月、25年間の公務員生活にピリオドを打ち、新たな地域貢献の道を歩む。この1年間に地域住民の皆さんと一体となって「ラムネ温泉」を復活させ、また歌碑のある町づくりなどアイデアあふれる事業を推進。

●国土交通省の委託を受け、韓国との国際交流などの運動も生み出した。

●平成13年6月長湯温泉をテーマに本を出版
   著書「御前湯日記」


 [これまでの主な役職と実績]

●長湯幼稚園、長湯小学校PTA会長
●県立雄城台高校PTA副会長
●直入町温泉療養文化館「御前湯」初代館長
●大分県豊の国づくり塾第1期生
●大分県豊の国づくり塾運営委員
●全国初の「ふるさと農園」制度を導入
●世界十字路会議日本代表発言者(長野県)
●国際温泉シンポジウム日本代表パネリスト(静岡県)
●国土交通省「地域連携軸研究事業」代表委託(竹田直入地区)
●九州連合議会大分県代表議員(西日本新聞社主宰)
●大分県教育功労者表彰
●全国広報担当者表彰
●平成15年5月現在  土木建築委員長
●商業観光対策協議会副会長
●自由民主党大分県支部連合会副幹事長



支部会員紹介

(敬称略)

中野 美香(九州大学大学院博士課程在籍)

 初めまして、中野美香と申します。現在、私はディベートの指導などの実践に関わりながら、コミュニケーション教育を目的としたディベートの効果性や、それぞれの社会・文化における行為としてのディベートの位置付けに関心を抱いて研究を進めております。修士課程一年次、CAJ九州支部の先生方には支部大会(大分でした)で初めて研究発表をした際に大変温かいお言葉をいただき、その後どれだけ励まされたかわかりません。この場をお借りしてあらためて御礼申し上げるとともに、まだまだ勉強不足の身、今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。